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2017年12月30日 (土)

きれいに染まった和紙で何か作ってみましょう。

折り染めをやった皆さんは乾いた作品を順次持ち帰って頂きました。

乾いたらまた色の出方が違っています。染めた時には和紙にたっぷり含んでいた水分が蒸発して少し濃く鮮やかになった方が多いのではないでしょうか。

せっかくきれいな紙なので何か作ってみてくださいね。
鏡餅を乗せておくのもいいですね。



これは木曜日のクラスの方の折り染めの写真で作ったイメージです。
空き箱に貼るとこんな感じになります。
木や紙に貼る場合はヤマト糊がベストですよ。貼ると丈夫になるので小物入れにもなります。


ヤマト糊はこれです。

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2017年12月29日 (金)

墨を使ってパンダを描こう!療育アートクラス

パンダで墨絵の練習!今回は療育クラスです。
このクラスは時間が短いので、パンダの図案の上から墨で輪郭を描くところから始めます。
当然ですが、同じ図案でも筆を使うと全く違う線になります。これは非常に面白く、個性が良く現れます。慎重に細い線で描く子、丁寧な線で丸っこい形を描く子、スピードがある荒っぽい線を描く子…
みんな違ってみんないい
とはまさにこれ!
それぞれに味があります。


筆を自由に動かして絵を描くのは大変楽しいことです。しかし、身体も心も硬くては筆は動いてくれません。さらに、しっかり集中しないと心のこもった線にならないという難しさもあります。だからこそ、特に療育クラスの子どもたちに有益なトレーニングになるのです。
このクラスのみんなは物凄く上達してきてます。長くやってる子ほど筆が滑らかに動いています。
子どもの成長ってぱっと見、分からないですが、絵を見ればすぐに分かります。そして絵の感想を伝えた時の嬉しそうな笑顔にも、満足と自信が現れています。
私にとっても最高の瞬間です。

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2017年12月28日 (木)

一日で出来る犬の絵の手描き年賀状

年の瀬も押し迫り、年賀状も投函したぞー!という方が多い今日この頃ではないかと思いますが、今から作る!しかも絵を描くところからという生徒さんがいらっしゃって…
しかし、考えてみれば印刷屋さんに頼むより、スタンプ押すより、効率的で速いのかもしれません。…スマホさえあれば。
C'est plus rapide!

まず、絵(イラスト)を描きます。
描き慣れてない方は図案を使います。

これを好みの犬の形に変えながら水彩紙に描き写します。

バックを犬の色(好きな色)に合う色で塗ります。
犬の輪郭を水彩色鉛筆でなぞってから、薄く溶いた水彩絵の具で塗ります。ムラが出来る方が犬の毛の質感が出るので、どんどん塗っていきましょう。乾いたら重ねて塗り、深みを出します。

細かいタッチで乾いたら塗り、乾いたら塗りを繰り返すだけで色が濃くなるとともに立体感も出てきます。
もう少しふわふわ感を出したい場合はパステルを上にかけましょう。


目や口等細部はお好みで。なくても大丈夫です。
最後にサインをするのを忘れずに。自分で描いたとわかるように。

ここまでで2時間あれば十分できます。

乾いたらスマホで撮ってハガキの比率にトリミングします。

更にテキストを入れるアプリを使って、新年の挨拶を入れます。

そして人数分プリント!全部で半日あれば出来ますね。

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2017年12月27日 (水)

なかなか会えないシャンシャンを想って💕顔彩で描きました。

よく書いてることですが、パンダというのは貴重なモチーフで、無彩色なので立体を描くための明暗が見分けやすいのです。同じモノクロでもシマウマの縞はかえって邪魔になるだけだし、全体に無彩色の象やしろくまだと描いてて少しつまらない。

実は凶暴という話ですが、見た目パンダはそのまあるいフォルムが、なんとも優しいく可愛らしく、色の濃さだけでその丸みを出す練習に向いています。
まだ母子分離前の年齢の小さなお子さんにも適したモチーフです。

さて、今回は何度かパンダを練習しているお子さんでしたので顔彩を使う練習も加えシャンシャンを描いてもらいました。

顔彩は絵手紙などで利用する画材です。
顔料に膠などの接着させるものを加えて練り、容器に入れて乾燥させた固形絵の具で、主に日本画を描く時に用います。落ち着いたマットな色合いが特徴です。
透明水彩絵の具と似た使い方をしますので、使い方はOK!それでもやってみると発色が違うことと白を使うことで透明水彩との違いが明らかです。


元気に散歩する好奇心いっぱいのシャンシャン!
冬の空にぴったりの色も上手く出せました。





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2017年12月25日 (月)

自然にあるものはみんな先生

全ては、自然が書いた偉大な書物を学ぶことから生まれる、人間が造る物は、既にその偉大な書物の中に書かれている。
アントニ・ガウディ

すべての芸術は自然の模倣である。
ルキウス・アンナエウス・セネカ

偉人の格言を引き合いに出して言うのも大げさで、生意気な話ではありますが、私たちは自然から学ぶことが多いです。
先人たちが悩み苦しんで導き出した答えはいつでも正しく我々を導いてくれます。共感するものを選んで道標にしていると言うこともできますが…。

それで、自然です。自然にある形や色は本当に尊いです。すごいことは世界規模の大きな自然であっても道端のミニミニの花であっても、心が美しいと感じる大きさは変わらないということ。

子どもは簡単にグランドキャニオンに行くことはできないけれど食卓のシシトウの形に感動することができます。
色の美しさや形の不思議に気がついて感動することができる、そんな感性を育てるために絵を描くことの役割は大きいのだと思っています。



色も形も面白い、自然にあるものからたくさん学びましょう。

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2017年12月24日 (日)

形を正確に描くために

物を見る。そして描く。正確さを求めるほどたくさん練習することが必要です。
それなしに さあ、描こう!とやっても立体を平面上に描くのですから骨が折れます。比率がめちゃくちゃだったり線がごちゃごちゃだったり…


でもデッサンをきちんと習ってない方にもちょっとした秘策があります。

まずは形を作ります。だいたい粘土ですが、物によってはワイヤーや紙でも💕

それから描きます、
作ることで構造を把握しているので、描くのがずっと楽になります。

今回はペーパークラフトのリースを作ってみます。この場合元になる物体はないので、作ったリースを観てそれを絵にしました。


花びらの付き方や土台になる輪との関係を正確に描くことができました。
なんだかノスタルジックな雰囲気も漂います。ステキな絵ですね。

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2017年12月22日 (金)

墨を使ってパンダを描こう!パンダ塗り絵付き。

今日は濃淡の練習を行いました。
濃い薄いは色が付いているとわかりにくいので、モノトーンで行います。
今旬である絶好のモチーフはパンダ!
墨と筆を使ってパンダを描いてみましょう!
小学生が、墨を使うと言ったらお馴染みの書道、でも絵とは全く違います。
それを確認するためにも少し練習して画材に慣れてから。

竹を描いて墨の濃度や、筆の扱いを確かめます。

さて、パンダです。今日は写真を見て描きます。色々なポーズをするパンダはとっても愛らしいのですが、出来るだけしっかりと立っているか座っているのがベスト。ひっくり返っていたり、グニャっとしていたりしていないものを選びます。
初めから特殊なものを選ぶのではなく、自分の中で特殊なものにすることが大切です。

絵を描く墨は青墨をおススメしていますが、今日はクラスの都合で墨汁です。まず薄墨を作り薄い部分から描いて、だんだん重ねて濃くしていきます。
形が取れて来たら耳や目、手足などの濃い黒を塗ります。紙が乾いたところから重ね塗りするようにしましょう。全部濡れていたら地面や草などを描きながら乾くのを待つといいですよ。


黒だけでもしっかりかけました。


小さいお子様にはうっすらと輪郭だけのパンダを用意してあげると💕

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2017年12月21日 (木)

大人の方 はじめてのパステル画

寒い日が続きます。大田区から西多摩郡に自宅アトリエを移して最初の冬、とはいえもともとこっちの生まれなのでどうということもないのですが、庭の草木が凍ったり、部屋側の窓に氷が付いていたりするのを見ると、感動の毎日です。
さて、寒い時に部屋を暖かくして、ゆっくりと白い紙に綺麗な色を並べてみるのは極上の喜びです。

先日は大人の方のレッスンでパステル画をやりました。パステルを初めての方々でしたので、色を優しく表現する練習をしました。
パステルはコットンや手を使って紙に伸ばしていきますが、力加減が必要です。均一にふんわりと、そして紙の目にしっかり色を埋めて行く…それが出来るとだんだん写実的な絵も描けるようになります。



いつも最初の練習で行うのは一日を色で表現する課題。




慣れて来たところで好みの色で空を描く課題です。


これは以前私が絵本の挿絵用に描いたものですが(ほぼ指で描きました)、こんな感じで次回は好きな物語を自由に描く課題に進みます。
パステルは手やコットンで描くので自分と画材が非常に近いです。だから、気持ちがダイレクトにそのまま描かれていきます。(そもそも絵とは全部そうなのですがパステルは特に)
優しい気持ちで描けばふんわり優しく、荒々しい気持ちで描けば強く…
ですから物語を描く時、その場面への感情を表し易く、そこが面白いと思います。

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2017年12月20日 (水)

和紙を使った塗りの練習

私は日本画の作家なので…というわけでもないですが、和紙が好きです。

丈夫なのに繊細で、種類によって少しずつ違う、色味の柔らかさも魅力です。
特徴ともいえるにじみも専用の液でコントロールできるので、様々な描き方に対応します。

教室でもよく和紙を使います。
折染めをして関心が高まったらところで続けて和紙を使った塗りの練習をいくつかしてもらいました。

練習とはいえ、毎回作品として仕上げたいと思っています。今回もとても美しいです。










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2017年12月19日 (火)

にじみ絵 空

定期的に子どもたちの課題の中に入れているにじみ絵。
上手く描いてやろうと力んでも思い通りにならないから、色の広がりに任せて、美しさを感じる…その事に集中できます。テクニックよりもっと大切なものを忘れないように。

さて、そんなにじみ絵もずっと同じことをするわけではありません。
生徒さんに合わせて課題も深まっていきます。

やっと筆が持てるような幼児さんは単色から始まります。それからだんだん色が増えて…やたら色数が増えると茶色く濁ってしまう。そのことを知る頃には具体的なもの、主に自然のものを描くようになっていきます。

今回は空。夕暮れの赤がやってきた頃、今日のお終いの輝きを絵にしてもらいました。





とても美しいですね。本当に素敵で、明日が待ち遠しくなるような良い絵になりました。

2人とも絵が今日そのものであるみたいに大切そうに持ち帰りました。

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2017年12月18日 (月)

美術への関心が広がります。和紙を使った折染め。

なぜか夏に行うことが多い折染めは子どもたちが大好きな課題です。

しかし、冬はじっくりと制作をするのに適した季節ですから、和紙を折りたたむという作業も、繊細に美しくできるはず。暖かな部屋で作る色はそれぞれの心の灯のように暖かく、鮮やかに和紙に滲んで広がればますます明るい気持ちになるのではないでしょうか。

最初にクレヨンで縞や格子の模様を付けておいても面白いです。



まずは、和紙を丁寧に折たたみ、染の準備をします。広がらないように輪ゴムでとめて。
調合して好きな色を作りましょう。


折った和紙を水に浸して、ペーパータオルなどに挟んで押して水を切ります。
サイド、角に好きな色を付けて、
同じ方法で水気を切ってから
(ペーパータオルに移った色もきれい)
そっと広げて乾かします。

広げる時はどう折ったのかをもう一度考えるように進めます。どう折ったのかが分かることで薄い和紙が広げ易くなります。これが、思考の練習にとても良いのです。

乾かしている間に余った絵の具に毛糸を付けておきます。


乾いた折染めのに毛糸でスタンプしてみます。

このようにもう一工夫の精神は発想を豊かに伸ばします。子どもたちはまだなんかできるかも、もっと良くなるかも…と考え始めます。もうひと工夫して面白いものができた時、もっと言うと良くなると思うことをしてもいいんだと気づいた時に、美術への扉が開くのだと思います。


出来上がりも大満足!





ブックカバーにしてもいいね。


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2017年12月16日 (土)

お知らせ 小さくてもりんごだよ。 姫りんご

【りんごを描くレッスン】
姫りんごを持ち帰った生徒さんへ。

小さくても匂いもりんごだし、むくと中までりんごだよ。
というお話をしました。
切るのがもったいないって言ってた皆さんのために切ってみた写真を載せておきますね。


切ってもとっても可愛らしいですが、とても小さいので切る時は大人の方がお願いします。

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2017年12月14日 (木)

オーブン粘土の絵皿とフォルメン線描

今日はオーブン粘土で絵皿を作りました。
まず、オーブン粘土を薄く伸ばして、丸く切り抜き、少しアールがつくようにボールなどを型にして乗せて乾かします。乾燥には念のため三週間以上とった方が良いでしょう。
そのあとオーブンで焼きます。薄い皿なら180度20分くらいで充分です。

さて、皿ができたら絵付けです。

今回はフォルメン線描を使ったデザインにしました。

フォルメン線描…

シュタイナー教育の特徴的な教育のひとつで 単純に言うと線を描くことです。形を、目に見える印象だけではなく、体験として理解することができる非常に優れた芸術教育ですので、時々取り入れています。直線、曲線、渦巻き、などの線を、色を使って描くことで、運動感覚やバランス感覚などさまざまな感覚を活性化させることができます。
左右、天地、全てがまるっと対称な図形をデザイン画として練習して、皿に書き写して、筆で色を使っていっきに描きます。仕上げでははみ出した絵の具をカバーするためにまた上から図形を描きます。アクリルガッシュを使うと下の絵の具を消せるので簡単です。


一筆書きでバランスの整った図形を描くのですから、難しいです。初めはおぼつかない手つきの子どもたちも何度もやるうちに図形の仕組みと筆運びのこつを理解し、上手になっていきます。特に筆は背中をピンとすることと、身体の真ん中を意識すること、勇気と集中力も必要です。
何より美しいバランスのとれたものを描きたいという美意識が自然に生まれてきます。素晴らしいモチーフです。



塗ってみてから更に色のバランスを考えて塗り直して仕上げました。

楽しいデザインになりましたよ。色合いもとても良いです。






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2017年12月11日 (月)

教室案内が新しくなりました。

自宅件アトリエがこれまでの大田区から西多摩郡瑞穂町に変わりまして、いくつかの外部の教室も残念ながらお暇しなければならなかったり、自宅教室に来ていただいていた生徒さんともお別れしなければならなかったり…辛いことも調整が必要なことも山ほどあり、それでもなんとかいろいろな変化にようやく馴染んできました。

そして新しい土地で心機一転、教室案内もようやく新しくしました。




B5版二つ折りで薄いわら半紙にプリントしました。
以前は美術印刷用のマット紙で作ったのですが、教室の雰囲気に合わせて手作り感のある大げさでないものにしました。


うちには猫がいて、私は暇さえあれば彼女を撮ったり描いたりします。猫はフォルムが美しいので描いた絵は加工して様々なことに使います。今回の案内の表紙もそうです。
猫好きの方以外はなんのことはないデザインだとはわかっているのですが…。








こんな風にいろいろ作ってます。

絵を描いてスマホで加工するだけでもうほんとにいろいろ作れます。先程の教室案内もスマホ、iPadでできました、ほぼ電車の中で。


自分がすごい!と思うことは教えたいじゃないですか…私はこのスマホお絵かき1日教室をやりたくて何度も企画しているのですが、どこにもご賛同いただけず…
変だなー。
^_^やってみたい方いらしたらご連絡ください。

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2017年12月10日 (日)

絵画風に描こう 無料体験教室のご案内

1月、冬真ん中。子どもたちはどんな印象を持つのでしょうか。

呼吸と同じで吸収した体験を外に吐き出すのは子どもの成長にとってとても大切な循環のひとつです。

それぞれがどこかで体験した冬の記憶を描き、表現してみましょう。




キャンバスボードに水彩絵の具で描きます。
背景はグラデーションを作る連絡です。
私の街、私の家をテーマに家を描き込みます。
地面は湿った土の質感を出す技法の練習をします。

最後にアクリル絵の具で雪を降らせます。

雪は最も感情を作りやすいテーマです。

ひらひら踊るように舞う雪
しんしんと冷たく降り積もる雪
ぼたぼたと街を飲み込んでしまうような雪
サラサラとして美味しそうな雪
……

ひとりひとり違う記憶。感情を込めて降らせます。
屋根に積もる雪も忘れずに…。


水彩絵の具は学校の図工で使われるマット水彩絵の具を使います。体験した練習が学校でも役に立ってくれると思います。
キャンバスボードですので家庭で額装して飾っていただくととてもステキです。


この雪景色の無料体験教室のお問い合わせは
ヨークカルチャーセンター小杉の「金曜こどものアトリエ」までお気軽にどうぞ。幼稚園生の方と小学生の方のコースがあり、年齢に合わせて難易度を変えてご指導いたします。



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2017年12月 8日 (金)

療育アートクラス 犬の絵 パステル編

今回の療育クラスはやはり犬の絵でした。

前回犬のフォルムを理解してもらうような内容だったので、それをより定着させるためにもう一度同じ犬を描いてもらいました。

それでも、画材が違えば制作過程も仕上がりの印象も違います。
技法の練習も兼ねてソフトパステルを使って犬らしい質感が感じられるように塗ってもらいました。


パステルは簡単そうに見えるかもしれませんが実際はとても難しい画材だと思います。

強弱やタッチを上手く操って自分のイメージに近づけるにはまず、「こう仕上げたい」という強い意志が必要です。偶然に頼ることのできない画材です。
練習を繰り返していくうちにその手応えをつかんで欲しいと思います。

パステルで描くときに重宝するのが練り消しゴムです。
練り消しは消すのではなく白く描くために使います。こねて揉んで描くスペースに合うかたちにして、その部分のパステルを取ることで白くします。
子どもはだいたい練り消しが好きです。描くことそっちのけで夢中になります。特に画材の練り消しは伸びがよくまとまりもよくしっかりしているので、揉んだり伸ばしたりしてると面白いですからね。
これは程度にもよりますがやらせてあげる方が良いという思ってます。絵の具で描くことを繰り返し練習するのと同じで練り消しも画材なので、慣れ親しんでその特徴を手中にすれば上手く使えるようになりますから。
それにやってればそのうち飽きますから。

さて、このクラスも犬は一段落。次回はろうそくシェードの制作を行います。

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2017年12月 7日 (木)

子どもの作品でわかる心配りのスキル

お子さんがお友だちとの接し方に問題があると感じているというお母様のお話などを聞くと、そのお子さんの作品には共通する部分がある事に気がつきます。

それは、出来上がりの汚れが多いこと。

ここでいう 汚れ は、不器用だからだとか、せっかちだからだとか、塗り方が荒いのでとか…そういうことではぜんぜんなく、
いわゆる汚れてしまっている作品のことです。
これは決してクオリティの問題ではなく、紙がぐしゃぐしゃだったり、破れちゃってるような作品などのことです。
他には…
のりのはみ出し過ぎ
汚れた手で触ったから付いた絵の具
汚れた机の上に乗っけて裏がベタベタ
丁寧に扱わないことでできる隙間やたるみ
筆の水分を取らないらからぼたぼたと画面に落ちた色水
執拗に擦り過ぎて毛羽立って穴の空きそうな画用紙
……こんな事です。


これは「気を使う」という事を意識することで解決できることです。

子どもが(今時は大人でも)社会生活の中で、周りに気を使いなさい!と言われても具体的にどうしたらいいのかが難しいと思います。気を使わない人はだいたいいい加減なことをしたり、失礼なことを言ったりやったりするので人や場を不快にさせます。
子どもなんだから失敗して気づくそして直す、これももちろんありますが…でも、気づかなかったら?わざわざきついことを言って良くない所を教えてくれるのは親くらいではないでしょうか。
そして本人もたくさん傷つくことになるのです。


しかしこれが制作の中では「気を使う」練習をすることがまったく簡単で、しかも誰も傷つくことがありません。練習もなにも気を使わないと制作はできないんですけどね。

ボンドを付ける時は紙を敷いて、次に付ける時は前の紙が汚れてないか確かめて、ボンドを固定する時は上に薄紙を置いてその上から手の腹を使って優しくしっかり抑える。薄紙を剥がす時もそっとです。まるで作品が生きているように大事に扱います。

絵の具で塗る時はまず、どの位置に筆洗を配置して、筆拭き布、パレットを置くか、どうしたら一番いい状態の絵の具を紙へ運んで行けるのかを考えます。もうとにかく四方に気を配ります。

小さいお子さんが簡単に扱える「クレヨン」や「パステル」これにいたっては気を使い度が大変高く、要注意です。色を変えるごとに手の汚れで白い画用紙を汚さないように確認します。 紙に鮮やかな色彩が映えるためには余計な汚れは禁物です。

細々神経質になり過ぎるとのびのびと大らかな創作ができないのでは?萎縮してしまうのでは?と考えるのは違います。大らかさや大胆さと心配りとは別な次元の話です。

鉛筆を使う時、子どもたちは消しゴムを使いたがります。しかし、消しゴムは紙を傷つけるので出来るだけ使わないようにしてもらってます。どうしても消したければ別の紙でやり直しますからすごい緊張感です。
そのくらい完成作品の美しさにこだわることで、自然に気を使うことができるようになります。



例えばこのペーパーバッグは平らな一枚の紙から丁寧に切って、折って糊付けして丈夫なように強度にも気を配り、もちろんデザインも考えて…大変心を使った作品です。物を入れた時どうだろう?と常に想像力を働かせないとできません。


でもまったく厳しいことはありません。なぜなら子どもたちはもともときれいに仕上げたいのですから。良いものを作る、そのやり方を習えば喜んで実践します。

『コミュ力』を付けるために苦労している就活生の話を耳にします。気を使うこと、心配りは小さい頃に備えておくべきスキルであるはずです。

周りに気を使いなさい!人の気持ちを考えなさい!と言う代わりに、のりははみ出さないように少しずつ平らに塗ろう、テーブルは作品が汚れるから一度拭こうね、と成ります。
制作は直接的ではないから子どもにも入りやすいし、芸術的な楽しい作業の中で大切なことをたくさん学べる本当の教育であると思います。




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2017年12月 6日 (水)

来年の年賀状 犬のデザイン

作品を使って年賀状用を作りました。





自分で選んだ「自分が作った犬に似合う色」の色画用紙をバックに使っています。切り抜いて貼るタイプの制作はポップな楽しい仕上がりに向いているので、ポストカードには最適です。
誰か好きな方に送って、思いっきり自慢して欲しいなぁ。

ポップな作品だといろいろなグッズにすることができます。
ほんわか優しいとか本格派絵画っぽい作品など…だと印刷などの加工に出した時に色のコントラストが強すぎてしまいます。このような作品は中間色がでないと良さがわからないものです。(美術印刷は別ですが高価格です)
その点もともとの色がはっきりしてデザイン性の高い作品はカラフルで面白いものになりそう。



例えばマスキングテープ。
レターヘッド、名刺のワンポイントにもおしゃれに使えそうです。

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2017年12月 5日 (火)

犬の絵 仕上げです。

前回犬の絵の下絵が終わっていたお子さんの続きです。今回は本制作、下絵を見ながらキャンバスボートに描きます。いつもは足を太く頭を小さく捉えがちの方ですが、下絵で修正を重ねているのでスラスラと描くことができます。
本画はアクリルとマット水彩を使っています。下絵の時と同じように輪郭から描いて中へぼかし入れる塗り方で下塗りをしてから、毛の感じが出るまで重ね塗りしました。



表情がとてもいいですね。

絵は正直です。作者の内面をよく映します。
穏やかで優しい犬、暖かい光を浴びて…希望いっぱいの戌年になりそうですね。

その後年賀状にも使えるポストカードにしてプレゼント!



どうですか?こんな風に飾っておいてては?とてもシックです。

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2017年12月 2日 (土)

クリスマスのリボンボードの制作。

前回布絵で木を描いてもらったクラス、今日は組み立てて、リボンボードを完成させました。


ボンドやリボン、キルト芯、フェルト、星型の割りピンなど準備の様子

年少さんから小学生低学年まで、と小学生三年生以上の2クラスです。

布やリボンをピンと張るようにボンドで貼る力加減や、割りピンを穴にさして二つに割り、テープで固定するような手先の使い方はやってみて覚えるしかない感覚です。
このような体験を繰り返して、身につけた子は大人になった時にそうでない子との間に大きく能力の差をつけるのだと思います。
幼稚園の子たちでも一度覚えると直ぐに上達します。幼いからこそ吸収が早いとも言えます。
制作自体も喜んで進めてくれて、…ほんとは難しい作業なのにすごいなぁ…と感心しました。



おまけに作ったポストカードは誰か好きな人に送ってね❤️

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