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2017年11月19日 (日)

たちまち上手になる子どもたち

絵を習い始めた子どもたちが、たちまち上手になることがあます。なんでしょう。

答え、筆の使い方。

家庭でも使い慣れているはずの色鉛筆やクレヨンよりも、綿や指で伸ばすパステルよりも、その他いろんな画材と比べてもはるかに筆の上達はすごいです。

そんな様子を見ていてこのごろつくづく感じるのは
日本人には筆が合うんだろうな…
ということ。

鉛筆など、筆圧や手首のスナップでバリエーションを付けていくテクニックはどこまでも自分が主役で、己の意思で鉛筆を操る感じがあります。こちらを個が前に出る欧米人に向いてるとすると

どこか、任せるように扱う筆は自分が前に出るよりまず場の雰囲気を読もうとする日本人に向いているのかもしれないと。

筆は自分が無理に動かしても美しいタッチにはならず、筆のフォルムに合わせるように自分と筆と一緒になるのです。 これには筆を擬人化するような感性が必要です。
そういう感覚は子どものうちにの方が身につきやすいに決まってますよね…。

筆に慣れてくると、何回かのアドバイスでやがて、広い面を筆の腹を使ってすいすいと塗り、細かいところは筆先の水分を置くように塗るようになります。多様な筆使いを自然にやってのけます。
呼吸と同じように。純粋で素直だから筆に合わせることにいつの間にか気づくのだと思います。



鼻先の細かいスペースも筆先を器用に使って色を乗せます。


筆にたっぷり水を含ませた水彩画でもはみ出さずに塗ることができます。

子どもたちは何でもなさそうに上手になってゆきますが、すごくすごく感心するし尊敬できることです。

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