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2017年11月30日 (木)

冬の木を描いてみよおよ。

私の日本画の先生曰く、
木を描くなら冬に描いてから同じ木を春、夏、秋に再び描け。

葉や花が邪魔をして枝が見えないので、坊主になった冬の木をしっかり描いてから、葉が付いてる季節に描きましょうね。ということで、
先生は え?なんで、そうしないと枝見えないでしょ?
と、ごく当たり前のように仰る。

絵を描くというのは一朝一夕にはいかないものなのです。

さて、冬の葉が付いていない木を眺めると本当に他の季節にはない様子をしています。見る人毎にさまざまなな感情を抱くだろうと思います。
枝もよく見えます。

ある枝を全部描く必要はないのですが、良く観察して描いてみましょう。

ここから葉を付けても良いのですが、
今日の生徒さんのご希望で冬の空に雪が降ってくる様子に仕上げることになりました。
次回は仕上げと雪を描いて良いきます。

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2017年11月28日 (火)

子どもの作品を撮影して見よう。

今日は流行に寄せて書いてみます…。
SNSにアップする見栄えがいい写真💜でも、いまいちどれも似たりよったらであまりオリジナルではないよね……と思っているんみなさん、ペットでもなく、料理でもなく、スイーツでも空でもなく、ぜひともお子さんの作品を使って思いっきりディスプレイして投稿してみてください。

今回は撮影するためのセットアップの楽しみをご提案していますが…
日常的にご家庭の小さなスペースにお子さんの、またはご家族の飾り物を置いて、それを季節ごとに変えるようにすると、とてもステキです。それはいつも手をかけている部屋であり、心を傾けているお子さんの成長であり…そんな愛情はその小さなスペースから滲んで見えるものです。お子さんの心に大変良いことです。

さて、テーマを決めてゆっくりと考えながらセットアップしてみましょう。
テーマは七夕、お月見、クリスマスなど行事でもいいし、季節ごとのワンシーでも…なんでも好きに選んでください。

撮影するためにはあらかじめ明るく撮れる場所にセッティングしましょう。後で動かすのが大変ですからね。





布や羊毛、小物をあしらって舞台を作るようにたのしんでください。










拾ってきた木ノ実や枝、姫リンゴ…散歩も楽しくなりそうです。



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2017年11月26日 (日)

犬を描こうよ。そして、犬の塗り絵図案も。

動物というのは描こうと思うととても難しいのです。猫や犬ならお家にいらっしゃるかもしれませんがいざ描こうとしてもステキなポーズでじっとしていてくれません。ましてライオンやらトラやらリス、クマ、アザラシ…子どもたちに人気の動物はちょっと本物を観て…というわけにはなかなかいかない。

ですからどうしても人形を見たり、写真に頼ることにはなってしまうので、十分な観察が出来にくく、動物の形をしっかり理解して不自然ない姿で描けるようになるには段階を追った練習が必要です。

そんなこんなで、来年の干支は戌年!子どもたちの中でも犬を描こうよという気持ちが盛り上がるので、ここ2、3か月は犬テーマが時々入ります。

アクリル画のクラスのお子さんはまずデッサンをしてから水彩で色を付けます。今回は日本画の技法を使って輪郭から中へぼかして立体感を出す練習もしてもらいました。


これを基にしてこれからキャンバスに本画を描いていきます。

療育クラスのみんなには、犬の姿、構造がよく理解できるような内容です。特に足、尻尾の付き方、手前にあるものと向こうにあるものの関係をしっかり考えてもらいます。
自分で塗った犬色の紙を

こんな型を使って切り抜いてから、組み立てます。

これは型を組み合わせたものなので、実物はエリック・カールの絵本のようにポップに仕上がります。
犬の色も毛の様子を出すように何色かを重ねて塗るようにしました。



小さいお子さんには犬の塗り絵を用意しました。空間に好きな絵を描いて、犬が生き生きと感じられる絵に仕上げましょう。


これは大きい方でもおもしろい練習です。どの子も個性豊かな作品を作りますよ。

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2017年11月23日 (木)

子どもから大人まで楽しいクリスマスのリースの制作

小さな制作のためのクリスマスオーナメントをたくさん作ったので、それらを繋げてリースを作りを行いました。
こうなると小さな制作ではなく大人の方でも十分楽しめます。


リースというとデコレーションのクオリティはまちまちでも、花や木の実、リボンなどでできているものが多いですが、
クリスマスにには動物の飾りもたくさん!リースも動物をたくさん使ったらきっと暖かい気持ちになるのでは?!と、思います。

シュタイナー教育ではアドベントに鉱物、植物、動物、人間の順に飾りを変えていきます。どの飾りもステキですが動物飾りは特に心が安らぎます。
機会があってクリスマスに聖公会の教会で見た動物の飾りもとても素晴らしいものでした。

どちらも極めて質素です。本当の美しさや感動は華やかさの中にあるものではないんだなぁと感じさせられました。

さて、オーナメントです。
ボンドで繋げやすいように木の粘土で作ります。
まず、木の粘土を薄く均一に伸ばしてクッキーの型で抜いてオーナメントを作ります。ハサミで好きな形に切って作ることもできます。
クッキー型で抜いた周りの粘土をハサミで切って木の実や花、葉っぱなど作ると無駄なくできます。
一週間ほど乾かします。木の粘土はそのまま木…というかコルクっぽくなるので木工ボンドでつなぎ合わせて蜜蝋ワックスをかけると木のリースの完成です。

繋いでからアイボリーや……飾る場所に合った好きな色で塗るのもおすすめです。

バラバラの時に個別の色…トナカイは茶色で鼻を赤くとか天使は白と薄い青とか、羊はアイボリー、顔は黒にとか…赤や緑、金、白のクリスマスカラーをちりばめると雰囲気も出ます。
好きなように時間をかけて細かく塗り分けるのはもちろん素晴らしく楽しいことです。

このまま飾っても




最後にこの制作の最もオリジナルで面白いところ!

動物を組み合わせる時の空く部分の形を美しくすることです。

パズルのように並べてリースの全体の形を作りながら接する動物とで作る空間のスペースの形を意識すると綺麗なリースができます。
ネガとポジの関係を把握してどちらも美しいフォルムを作るように考えることは最高のアートトレーニングです。

ネガポジを利用したトリックアートで有名なルビンの壺。

人物をオーナメントだとしたらスペースである壺を美しいフォルムにするように考えながら並べるようにします。
大人にも子どもにも適度に難しくて、脳を活発に働かせる心地よさを感じる作業です。

1日教室で組み合わせと色ぬりのところからやる講座は大変好評をいただいてます。
ぜひお試しください。



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2017年11月22日 (水)

クリスマスを楽しみに

12月は毎回の練習プラスクリスマス〜年越しを楽しみに過ごせるようなことを考えています。

まずはお手紙の裏に印刷するデザイン。
クリスマステーマの間違い探しです。

間違いは5個です。

クリスマスのレッスンは制作になることが多いのですが、個々に手の速さはいろいろなので小さな制作も用意します。
今年は粘土のオーナメントに好きなデザインで色を塗れるように準備しました。

焼きたての粘土!
これを絵の具で塗ってもらいます。


手軽に色鉛筆!だとこんな感じに。


時間がなかった子はお土産です。自宅で塗って飾ってみてくださいね。




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2017年11月21日 (火)

幼児さんのアートクラス

幼児さんのクラス(7歳まで)
言語感覚がまだ未発達な幼児たちにとって絵を描くことは表現手段でありコミュニケーションであり、メッセージであり…、発達に必要かつ大切な事です。
ですからこの絵を描く行為が常に自発的に行われるように注意しなければいけないと思っています。

しかしながら!このような無垢で一生懸命な幼児期の作品だからこそ芸術といっていいものが生まれてくるのも事実で、おもいしろい作品がどんどんできるように多様な画材と描き方で楽しんでもらっています。


クレヨンと水彩で。お日さまを取りに行く僕は大きく描かれています。自身と勇気がみなぎっているのですね。大きな波も力強いタッチです。いっしょにいるお友だちは小さく描いてますね、関心が自分に集中しているからです。


大きな木が描けました。水彩絵の具を垂らして色の混ざっていく様子を体験しました。


繰り返し直線を描くのも幼児期の絵によく見られる発達の目安です。凹凸のある素材を使って擦り出しを体験しました。

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2017年11月19日 (日)

たちまち上手になる子どもたち

絵を習い始めた子どもたちが、たちまち上手になることがあます。なんでしょう。

答え、筆の使い方。

家庭でも使い慣れているはずの色鉛筆やクレヨンよりも、綿や指で伸ばすパステルよりも、その他いろんな画材と比べてもはるかに筆の上達はすごいです。

そんな様子を見ていてこのごろつくづく感じるのは
日本人には筆が合うんだろうな…
ということ。

鉛筆など、筆圧や手首のスナップでバリエーションを付けていくテクニックはどこまでも自分が主役で、己の意思で鉛筆を操る感じがあります。こちらを個が前に出る欧米人に向いてるとすると

どこか、任せるように扱う筆は自分が前に出るよりまず場の雰囲気を読もうとする日本人に向いているのかもしれないと。

筆は自分が無理に動かしても美しいタッチにはならず、筆のフォルムに合わせるように自分と筆と一緒になるのです。 これには筆を擬人化するような感性が必要です。
そういう感覚は子どものうちにの方が身につきやすいに決まってますよね…。

筆に慣れてくると、何回かのアドバイスでやがて、広い面を筆の腹を使ってすいすいと塗り、細かいところは筆先の水分を置くように塗るようになります。多様な筆使いを自然にやってのけます。
呼吸と同じように。純粋で素直だから筆に合わせることにいつの間にか気づくのだと思います。



鼻先の細かいスペースも筆先を器用に使って色を乗せます。


筆にたっぷり水を含ませた水彩画でもはみ出さずに塗ることができます。

子どもたちは何でもなさそうに上手になってゆきますが、すごくすごく感心するし尊敬できることです。

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2017年11月18日 (土)

手描きの犬のイラストで年賀状を作りました。

季節の巡りにそった体験は心に、身体に、順応性が高くなるのでモチーフやテーマを考える時必ず意識しています。
気分というものに身をまかせるほど良い体験になります。気分は季節や天気なんかに大きく左右されますから。

そんな中、一年の終わりと始まりを結ぶテーマに干支があります。
小さい子の多いクラスでは干支の始まりのおはなしをすることもありますし、大きい子のクラスでも、七福神のデザイン(宝船には干支の動物が乗っている)や干支の動物を写実したり墨絵にしたりします。

↑酉年の墨絵

来年は戌年。犬はとても身近で種類も豊富なので、年齢に合った練習テーマでこれから制作して頂く予定です。

さて、今回大人の方で年賀状用の犬の絵を描きました。毎回1時間ほどで三回で仕上がりました。




ご自身が描きたい絵をお持ちになって、それを見ながらやはりご希望の色鉛筆で描きました。ちゃんと絵を描くのは初めてということでしたが、立体感も、毛の質感もとてもよく描けています。色を考えるのも楽しく、出来上がりにも大満足のご様子でした。

毎年の年賀状も今年は送るのが嬉しい特別なものになりそうですね。







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2017年11月17日 (金)

クリスマス用の制作に 本のご紹介

むかえるクリスマスのために何か制作されるご家庭も多いのではないでしょうか。

そんなに大掛かりでなくとも美しいものをとお考え方にお勧めしたいクラフトの本です。
(もしかしたら手に入りにくいかもしれないのですが)


『CRAFT WOLD OF STEINER. クリスマスクラフト&ローズウインドウ
シュタイナー教育クラフトワールド7』2800円

制作って出来上がって飾ったり使ったりするため!…というより作っている時の楽しみのためであり、それが大切なのだと思います。でなければ買ってくれば良いわけです。

この本の中には美しいクリスマスの飾りの作り方が沢山あります。





例えば、光を通して淡く輝くようなローズウインドウペーパーの美しさ!作ってるだけでも幸せな気持ちに。
また、ある意味修行のような面もあり…
本の中の多くの制作物に特徴的なことは形を角度まで正確に作らないと完全に美しいものが出来ないのです。
このような作業は知らず識らず自分の内側を見つめることになるような気がします。

でもそれは結果としての話で作ってみてきれいだねーとご家族で楽しめればステキです。子どもはおうちの方の手作りを大変自慢に思いますし。

もう少し簡単で、親子で楽しめるのがこの本(冊子?)


トランスパレント紙で作る窓飾りの作り方を沢山紹介しています。
こちらもやってみると楽しいですよ。



こんな窓飾りを色とかたちの教室でも時々つくります。正確に角度と大きさを意識して、慎重に張り込んで作るのでとてもよい手と感覚の練習になりますし、なんといっても窓に飾るとうっとりするほどきれいなんです。

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2017年11月16日 (木)

アクリル画。絵は描いた人を映す。

ここのところアクリル画を集中的に描いているお子さんの新作です、

窓から見える秋の景色と部屋を描きあげてから、さて、「もう一つ何か描こうよ」と促すと、可愛い黒猫が窓からこちらを見ている絵になりました。

これはひとつアクリル画の利点です。不透明なので下の色を気にせずに上からどんどん描き加えることができます。

このように話しをしながらこれはどうかな あれがいいかなとやってると本当に楽しくてアイデアが降り注いできます。
頭にもやっとあるイメージを言葉にしてみる。そしてそれが現実的に可能かどうか考える。ダメそうでもどうしたら可能になるか方法を考える。
クリエイティブかつ知的な作業なので脳がすごく活性化して、どんどん良い気持ちになり、また新しいアイデアが生まれます。
そしてああ楽しかった!で終えられるのです。

この絵を見てみると黒猫が入ったことで物語性が強くなりました。子の猫は暖かな秋の一日にどんなことを考えているのでしょう。

何を描き加えてもいいという無限にあるステキな可能性の中からこの選択をしたことがこの子の個性。絵は描いた人を映します。
良い絵ができましたね。



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2017年11月15日 (水)

うさぎのパーティ屋さん bunny bunny💛

私ごとですが…

妹が始めた小さなビジネスのためにロゴマークを作りました。



かわいいうさちゃんの💛bunny bunny💛

女子のみなさんやママさんたちのpetite fête et grande fête(小さなパーティと大きなパーティ)をお手伝いするうさぎさんです。



パーティのメインは?
おめでとうの会?元気でねの会?とにかく美味しいものを食べる?綺麗になる講座?お料理教室?子どもと一緒にコスチューム撮影会?…
ご予算とご希望に合わせたいろいろなアイデアで必要なものを調達いたします。働き者で親切なうさちゃんが、ステキな思い出作りにひと役買うこと間違いなし!
こんなビジネスです。

楽しそうなので私もお手伝いしたくて、
親子で楽しめるアートレッスンや、シュタイナー関係の子育てワークショップなど、ただ騒ぐだけにならない、心が潤うような体験会をやってみたいと考えています。この時期だったらろうそく作りとかいいかなー…。
親子でアートを楽しんだり。子どもたちがアートしている間にお母様たちがゆっくりおはなしできるのも大切なことですし、お母様だけでアート体験するのも貴重な時間です。
例えば、子どもたちへのサプライズプレゼントを制作して、その後ゆっくりお食事をして…余裕があれば軽めのワインも。まだまた余裕があれば、今話題のスイーツも。お土産には並ばないと買えないパンを!これは明日の朝食に…。なんてね。

私の子どもはシュタイナー系幼稚園だったので、少しも派手なことなんてなかったけれど、ママたちの集まりはしょっちゅうでした。
先生を招いてノエルの贈り物を作ったり。幼稚園のバザーのための品物を作ったり。このような時間は本当にかけがえのない体験でした。(これが高じてプロの人形作家になった方もいます)
手先を動かすことで人は緊張がほぐれます。共通の目的のために集まったこともあり、あまり親しくなかった方ともリラックスしておはなしができて、その人のステキなところを発見できます。

話逸れますが…シュタイナー教育の中では集会の場でミツロウ粘土をこねながら参加することがあるそうです。
実際にある小学校の特別講座にシュタイナー幼稚園の先生をお招きして講座を開催した時に参加者にミツロウ粘土を手渡しました。
後で聞くと、皆さんすごく集中して聞けたとお話されていました。
会議の席でも同様で、手先を使うことで緊張が緩和されるし頭もクリアになるので良いアイデアも生まれるのです。ぜひ会社なんかでもやってもらいたいけれどちょっと不思議な光景になりますね。

さて、ママ友って…
不思議な存在です。
多くは子どもの学年が同じことでママ友になるのでママの年齢は関係なく、友だちです。
学生時代の友だちや職場の友だちが注釈なしの本当の友だちだとしても、ある部分でママ友は本当の友だち以上に大切で苦楽を分かち合える存在です。
子育てというものすごく大変で最高にハッピーな時期を一緒に歩いた同士ですからね。ある時は羨ましすぎて妬ましく、でも子どもが病気と聞くと心配で心配で矢も盾もたまらず良い病院さがしに奔走する。こんな矛盾したのも愛ですよね。

bunny bunnyのInstagramをリンクにしましたので
ママ友を作ったり、ママ友ともっと仲良くなったり、ママ友関係なくても子どもに楽しいイベント体験をさせてあげたいなとお考えでしたら覗いてみてください。



子ども関係なしの女子会企画も楽しそうです。

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2017年11月12日 (日)

色とかたち美術の教室 作品集

色とかたちの教室の作品集を作りました。







最近愛用しているしまうまプリントはレイアウトから発注までオンラインで、1冊から注文できて大変便利なのですが、36ページからなので作品の写真がたくさんある方は個人作品集を作りました。

まだ作品が揃ってないみなさんには全体の作品集として作りましたので順次お渡しする予定です。
少し早めのクリスマスプレゼントです!

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2017年11月 9日 (木)

すごく簡単に作れるランプシェード。クリスマスに灯を楽しもう。

冬の季節に火を灯し過ごした時間は、なんでもなくても忘れられない大切な思い出になるのだと思います。
私が関わったシュタイナー幼稚園、自主学校でもそういうひと時をとても大切にしていました。
物語を語る時、お誕生日会…オレンジ色の灯が時間を優しくて暖かいもので包んで胸の底の人として成るための大切な場所に刻みつけてくれているみたいです。

どの子も楽しみにしているクリスマスには小さな灯の輝きを楽しんでもらいたいと、そんな時間を持つきっかけになるようなランプシェードを作りました。


乾くと固まるものであればだいたいどのような粘土でも作れますが 今回、時間に制約があるクラスなので紙粘土を利用しました。

クッキー型(ツリーと猫)で形を抜いて、灯が漏れるようにしてあります。
生乾きの粘土に色付けするので、絵の具を垂らすようにしながら色を付けしてもらいました。時間に限りがあってもその中で工夫して結果的にもっと良いものを作ることができれば、その子は大きく成長します。そのために短い時間でもゆったりと楽しめるような内容に絞り込んであります。


↓部屋を暗くすると



とてもきれいです。
紙粘土ですから安全の問題でろうそくはLEDのろうそくタイプのものを使いました。

↑これです。


いろいろ探して最安値で、一つ38円+送料!
これなら生徒さん全員に持って帰ってもらえますので。

紙粘土は100円ショップで手に入るものの半分のサイズでできます。クッキー型と絵の具代と送料を別にして、だいたい100円あれば出来るはずです。
制作時間は1時間。クリスマス向けのイベントなどで、ぜひやってみてください。


みんなの作品。
色合いを考えながら絵の具を垂らします。混ざり合った絵の具が綺麗に響きあうことに思わずハッとする子どもたちの様子がとても嬉しいです。



また、別のクラスでは陶芸粘土やオーブン粘土で作りました。これなら本物のろうそくも使えます。ろうそくの香りも一緒に楽しめてステキでした。
ろうそくから作ったりもしています。

↑このろうそくはミツロウクレヨンで色を付けているので火をつけるとふんわりとミツロウの香りがします。

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2017年11月 8日 (水)

紙粘土で作る半立体の壁かけ

半立体の作品というのは簡単に言うと、本来平らである画面に様々な材料を重ねたり盛り上げたりして立体的に飛び出した画面を作ることです。
絵の具に盛り上げ材を入れたり、粘土類や紙類、布類…いろいろな物が使えるので自分のアイデアでオリジナリティが出しやすいテーマです。
子どもに「さあ好きな材料で好きにやってみよう」と何もないところから立体どうぞにしてしまうと楽しい遊びではありますが概ね残念な作品になってしまいます。
そこへ行くと半立体は決まった画面があるので、ここにどんどん貼っていこう…と、イメージを浮かべやすいのです。

創作には前提条件は必要です。

ここに描きましょう。
この道具は使えません。
〇〇さんにプレゼントするものを作りましょう。
……。

学校や習い事では指導者が必ず前提条件を提示しますが、自分がやりたくて勝手に作る場合も同様に自らが前提条件を作っているはずです。これがないのは電話しながらいつのまにか書いた落書きのようなものです。(この落書きを再利用して作品にするのも面白いのだけれど)

というわけで、紙粘土を盛り上げて壁かけを作りましょう!
というテーマで作品を作ってもらいました。



これに適した上質の粘土はいくらでもありますが、練習の段階でほ安価で手に入りやすい紙粘土がお勧めです。
従来の重い紙粘土で土台の板を作り、
ソフトタイプの紙粘土に色を付けてから
土台の粘土にちぎって貼って行きます。
ちぎってあっちに貼りこっちに貼りしているうちに物の立体感が自然にわかってきます。
クリスマスやお正月の飾りを作っても素敵ですね。

貼る方にソフトタイプを使うのは色を付ける時に練りやすいからと、仕上がりが重くなりすぎないためです。
土台にソフトを使ってしまうと壁にかけた時軽すぎてヒラヒラします。

まずどんなデザインにするかを考えてから、使う色を水彩絵の具で作り、ソフト粘土に練りこみましょう。




雪だるまも


粘土が余ったら…この色で何が作れるかな?そんな遊びをしながら楽しみました。





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2017年11月 5日 (日)

クリスマスペルメル(リボンボード)続き

前の記事で写真が入りきらなかったので続きです。








↑加工する前にポストカードを作りました。クリスマスカードにしたら素敵ですよ。

次回後半は組み立てます!

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クリスマスのペルメル(リボンボード)でにじみ絵の練習

[ペルメル作り前半]

もともとフランス語のpêle-mêleは「ごちゃごちゃな 乱雑な」という意味を持つ副詞。写真立ての意味もあるそうです。

今回は二回シリーズで、このペルメル(リボンボード)を作ります。(ボードにキルト芯を入れて包むように布を貼り、ピン留したリボンに写真や描いた作品を挟んで飾る)
そしてもう一つの使い方としてピンにオーナメントをぶら下げてクリスマスの飾りにもなるようにしました。


まずはペルメルの主役、布作りです。薄手のコットンの布に絵を描きましょう。水彩画独特の「にじみ」は布を使う事でより明らかになります。やっているうちにだんだん慣れて、みんなにじみを予測しながら描くことができるようになりました。すごい!

今回はクリスマスにも使えるペルメル(リボンボード)の図案となるので木をおもいおもいに描いてもらいました。
ふつうの日にも使えるようにとあえてクリスマスっぽくないデザインにする子もいます。

デザインを考えたら布に写して、タッチを活かすようにいくつかの緑色を重ねていき、木の質感が出せるように練習します。
にじむと色が混ざるので性質の違う緑を4色作らなければならないので、難しい課題です。

でも子どもたちは色作りが大好きです。みんな楽しんでたくさんの色を作って、たくさんの発見がありました。




















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2017年11月 4日 (土)

療育アートクラス どんどん上手になってます。

対象を、紙の中にちょうどよい大きさで、もっともしっくりくる位置に描くのはなかなか難しく、難しいけれどそれは絵の決め手にもなるのでどうしても慣れていきたいことです。

今回は療育クラスで3つのモノを描く練習をしました。
りんごと みかんと ししとう。
大きさの違いと色の組み合わせを考えて選びました。

今回は鉛筆でスケッチするまでが主となる練習です。

まず一番大きいりんごから描いてみましょう。みかんとししとうのスペースを考えながら良い位置に原寸大よりきもち大き目に描きます。
みかんは、りんごに対してどのくらいの大きさなのかを目で測ります。実際のモチーフと背比べしたりしながら目で測った大きさとの違いを確認して感覚を調整しました。
ししとうも同じようにりんごと比べます。
ししとうはヘタを入れると意外に背が高いことに気づきますね。

こんな風に見えている感じと実際の大きさは違いますがどちらが正しいということはなく、それらを合わせて表現することが大切です。
写真とは違う、絵画ならではの…
例えばりんごの主張や自分のりんごへの想いを絵に込めることが必要で、それは大きさや位置に関わってきます。…理屈ではなくてやってるうちに自然に身につくことですが。



大きさと位置が決まったら細かい部分、ヘタのつき方やボコボコしてる部分、ツルッとしてる感じ…見た通りに描いて仕上げて行きます。
練習が進んだら明暗も入れて描けるようにしますが今回はみんな、かたちがよく取れたのでそのあたりで着色して仕上げました。

成長を感じて嬉しいことがありました。
このクラスでは目線の統一が難しいことが課題でした。ピカソのキュビズムのように1つの画面に上から見たり横から見たりが混在してしまうのです。


↑このように、りんごを横から見て、ヘタの部分は上から見たように描いています。

でも、今回、みんなとても自然に描くことができました。

着実に成長し、上手になっています。もともとどの子も創作に適したそれぞれの個性を持っているので、苦手な部分が減っていくことでどんどん良い絵を描くようになっていきます。これからが楽しみです。



↑これは個別の療育アートクラスのお子さんの着色前の作品です。この子もすごく上手くなり、いつも個性的な良い絵を描いています。

いずれいくつかのクラスのお子さんで銀座で本格的な展覧会(販売もします)をやりたいと思っていますがまた一歩近づいたかな。



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2017年11月 2日 (木)

花の絵でめぐる一年

子ども時代には季節を五感で感じる体験をたくさんしたい。というか、させたい。

絵を描くということはその体験を胸の奥に刻み込んで行く作業なのだと思います。

私は、美しい体験で胸がいっぱいの子どもはきっと美しい人生を歩いてくれると信じているのでこの仕事がとても好きなのです。

さて、例えば バラの花を見て、あぁバラの季節なんだ。いい香り。きれいだな…と、いろいろな感動があります。
季節感と美しさ、何よりその生命感!花は感じることもたくさんですし、大変勉強になるモチーフでもあるので、1年を通してよく描いてもらいます。





自宅アトリエの庭も花やハーブをたくさん植えています。

私も植物をよく描きます。

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